伊勢一刀彫 恵比寿大黒「二福神」
一刀彫の起源は,宮大工が伊勢神宮の御残材を使って恵比寿大黒などを彫り始めたことといわれています。お作りくださった岸川さんは師匠の元で長年修行しこの道一筋の伊勢一刀彫職人さんで、毎年の伊勢神宮の干支人形を彫られる職人さんの中のお一人です。
一塊のクスノキに施される下書きは単純な割合の目安のみ。ここから長年の職人の技で、恵比寿と大黒を掘り出していきます。岸川さんが作られる一刀彫には様々な大きさのものがありますが、hitofushiでは手のひらにおさまるサイズのものをお願いしています。
クスノキとは、御神木として祀られることの多い香り高い巨木です。削られたばかりのクスノキは、芳香も素晴らしく、清々しい気持ちにさせてくれます。
木地に着色を施さない白木仕上げの伊勢一刀彫りには、素朴さと、お顔にできる陰影でより表情を豊かに感じるという不思議な魅力があります。そのお顔は本当に優しい笑顔で、みているだけで幸せな気持ちになるから不思議です。
商売繁盛の神様恵比寿さんは大きな鯛を抱えて釣竿をもち、足元に波を受けておられます。五穀豊穣福徳の神様の大黒さんは、福徳が詰まった大きな袋を担いで、福を施す打ち出の小槌をもち、米俵に乗っておられます。こちらのお品は二柱の神様が対になってのセットです。なんておめでたいことでしょう!
これからお商売を始められる方、お仕事を頑張っておられる方、これからもっと頑張りたい方への贈り物、もちろん、自分への贈り物としてもオススメです。くじけそうな時も元気をくださるような笑顔の神様をお側に飾ってくださいね。
・サイズ:約4×7.5cm(一体につき)
・銘入り木箱に納められています。